11日に来日した日本代表のハビエル・アギーレ新監督が、同日に記者会見に臨んだ。
新監督はこれまでに、メキシコ代表やスペインのクラブチームを指揮。経験が豊富な一方で、日本は言語をはじめ、文化も異なるが、「言葉ができないということは障害にはならないと思っている」と明言。「我々、サッカーをする人間にとっては、ボールが共通語だと認識している。言葉が話せなくても問題ないと思っている。通訳の手を借りることもある」と力強く答えた。
また「メキシコもスペインも確かに日本からは離れている」と認めながらも、「しかし、日本のことはかなり情報が入ってきている。今回の来日でどのような国に行くのか、どのような習慣があるのか、そういったものをいろいろ読んできた」と日本文化の予習も十分な様子。家族で日本に定住する意向で、「もちろん自分の職業はサッカーで、サッカーが一番だが、その他の文化的なことも色々と妻や息子と試してみたい。日本に長く住むことを望んでいるし、楽しみにしている」と、関心を明かした。
アギーレ新体制の日本代表は、9月5日に札幌ドームで行われるウルグアイ代表戦が初陣となる。9日には横浜国際総合競技場でベネズエラ代表と対戦。さらに、10月10日にジャマイカ代表、14日にブラジル代表と対戦することが決まっている。