日本代表は1日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿初日の練習を行った。
記者団の取材に応じたヘルタ・ベルリンのMF細貝萌は、「ワールドカップはだいぶ先ですから、まずは目の前のことを1つずつやっていくことが重要だと思います」と、新体制始動にあたってコメント。「特に今回の合宿に関しては、(ブラジル)ワールドカップに行けなかったぶん、その時に期待してくれていた人や普段から応援してくれている人たちから数多くのメッセージも頂きましたし、そういう方々の期待に応えられるように。恩返しじゃないですけど、その気持ちだけで今回の2試合を戦いたいなと思います」と、自身のブラジル・ワールドカップ本大会メンバー落選に触れ、抱負を語った。
ハビエル・アギーレ監督の印象については、「もちろん監督がどういう人か、僕自身も知らないですし、監督が好きな選手と言っても、例え好きではないタイプでも、良い選手なら当然、そういう選手を好きになると思う」と、話したうえで、「でも、監督が変わってチームが新しくなるので、調子の良し悪しは別として、『自分はこういうプレーができる』というインパクトを残せたら良いと思います。これからブンデスを数多く見てくれるとも思うし、チームでのプレーも重要になります。今回、身近に仕事ができるので、自分ができることを精一杯やっていくことが重要なのかなと思います」と、今後を見据えた。
アギーレ新体制の日本代表は、5日に札幌ドームでウルグアイ代表との初陣に臨み、9日に横浜国際総合競技場でベネズエラ代表と対戦する。