アギーレ体制の日本代表で初得点を挙げた武藤 [写真]=Getty Images
日本代表指揮官として初陣となった、2連戦を終えたハビエル・アギーレ監督。手放しで評価できる点は、多くの新戦力を招集し、実際に試合でもスタメンからどんどん起用したこと。特に、Jリーグから多くの新戦力を招集したことは、間違いなくJリーグ全体のレベルアップにつながり、ひいては日本代表、日本サッカー全体の底上げにもつながる。
また、勝負へのこだわりを選手たちに強く求めたことも高く評価したい。親善試合、しかも新しいメンバーで準備時間のない中での試合ということで、勝ち負けだけで考えれば、相当難しい試合だったはずだ。ただ、そういう状況の中でも、アギーレ監督は選手たちに「勝つこと」を強く求めた。おそらくアギーレ監督は、勝利を強く求めることで、今回の親善試合を、少しでも真剣勝負の場に近づけて、その状況下で選手たちの能力を見極めたい、と考えたのだろう。限られた強化スケジュールの中で、そういった「工夫」を実施することは、代表監督として非常に重要なことである。
そういったポジティブな面もある一方で、疑問に感じる点もある。それは、「このやり方でアジアカップを勝てるのか」ということだ。過去の日本代表の戦いぶりを見ても、アジアカップは決して簡単に勝てるような大会ではない。むしろ、しっかりとした準備が必要なレベルの大会である。しかし、アギーレ監督は、ベネズエラ戦の前日会見で「アジアカップ前の残り5試合は、選手を観察するために使う」と明言している。ただでさえ、新しいシステムにより、経験ある選手たちのプレーにも戸惑いが感じられる状態なのに、本当に選手の観察だけに残りの試合を費やしていいのか。それで本当にアジアカップに勝てるチームが作れるのか。忘れてはいけないのが、アジアカップで勝たなければ、当然、コンフェデレーションズカップの出場権も得られないのだ。
残り4試合、選手たちをチェックしつつ、チームとしても機能させていく必要がある。アギーレジャパンに課せられたミッションが、相当にタフなミッションであることは間違いない。
文=岩本義弘
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