アギーレ新体制で初先発のGK西川「いい緊張感の中で試合ができた」

西川周作

ザンビア戦以来の先発出場を果たした日本代表GK西川周作(中央)[写真]=兼子愼一郎

 キリンチャレンジカップ2014が10日に行われ、日本代表とジャマイカ代表が対戦。相手のオウンゴールが決勝点となり、1-0で日本が勝利を収めた。

 ハビエル・アギーレ監督の下で初先発となった浦和レッズ所属のGK西川周作は、「無失点で勝てたのは次のブラジル戦に向けていい励みになった」と勝利を喜んだ。90分間、集中してプレーしたという西川は「後ろでコーチングしたり、背後っていうのを狙いながらやっていたので、自分の中でいい緊張感の中で試合ができました」と語り、「またチャンスがもらえるようであれば、とにかく結果にこだわって、いい結果を得られるように頑張っていきたいなと思います」と次戦での先発にも意欲を見せた。

 西川は、6月に行われたザンビア戦以来の先発出場となるが、「自分の中でザンビア戦が本当に一番悔しい試合になっている」と打ち明け、「チャンスっていうのはそう簡単に来るものでもないですし、来たときに自分がしっかり結果を残せるように準備っていうのを怠らずにやっていきたい」と、常に万全の状態で試合に臨む準備を行うと語った。

 日本代表は、14日にシンガポールでブラジル代表と対戦する。西川は「チームとしてブラジル戦はもっと厳しい試合になると思うけど、勝ったことで意識も高くなるし、個人的にも欲がさらに強くなってきているので、いい状態でまた試合を迎えられるように準備したいと思います」と意気込みを語っている。

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