両サイドで出場可能な酒井高徳「メンツを見る限り左サイドかな」

練習で突破を図る酒井 [写真]=遠藤健次

 日本代表は12日、今月行われるキリンチャレンジカップ2014に向けた合宿3日目の練習を愛知県内で実施した。

 酒井高徳は練習後、「メンツを見る限り左サイドかなと自分の中では思っている」とコメント。右サイドバックの内田篤人の復帰などもあり、ポジションチェンジの可能性もあるが、「前回は右サイドでやっていたし、けがとか色んな状況があると思うので、常にいい準備をしてどちらでもできるようにしていきたいと、いつも通り思っている」と語った。

 左右のサイドでの違いを問われると、「首を振る動作」を挙げる。「攻撃の時も守備の時も、左サイドでやっているときは中央をよく見るので、右に首を振ることが多い」と語るが、「左サイドを長くやっていると、右サイドにポンといった時に右を向いちゃう癖があって、左を見なくなってしまいDFラインでセンターバックとの距離が思っていたより開いてしまったり、絞るタイミングやボールの動いている時の自分のポジショニングの距離感がすごくずれやすい」と口にする。

「オートマチックに動いていた体が逆にいきなりいくと、景色が違うので、スムーズに動けなくなったりするときもある」とも語るが、「右サイドでやるときはより正確性は出てくると思う。逆に言えば、左サイドで中を見れるような形で右足でボールを持った方が、外にも中にも逃げられるというアクションができる」と左右での違いを解説した。

 日本代表は14日にホンジュラス代表と豊田スタジアムで、18日にオーストラリア代表とヤンマースタジアム長居でそれぞれ対戦する。

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