八百長問題で記者団に囲まれるレバンテ主将のフアンフラン [写真]=Getty Images
2010-11シーズンのリーガ・エスパニョーラ最終節、レバンテ対レアル・サラゴサにおいて八百長行為があったとして、スペインの検察が選手やクラブ関係者など40名を超える人間を告発した。スペインの各メディアを中心に世界で報じられている。
同試合はレバンテがすでに1部残留が決めており、サラゴサが残留争い渦中の状態で行われ、サラゴサが勝利。残留を争っていたデポルティボが敗れ、サラゴサは残留を決めた。この試合で、サラゴサのアガピト・イグレシアス会長(当時)が、自チームの選手に入金した勝利ボーナスをそのまま引き出し、レバンテの関係者に渡したとされている。
勝利ボーナスが相手へわたったため、捜査が進んでいるが、今回告発された関係者リストに日本代表を率いるハビエル・アギーレ監督が含まれた。アギーレ監督は当時サラゴサを率いていたが、スペインメディア『ABC』は、8万5000ユーロ(約1200万円※現レート)が渡されたと報じている。
同メディアは41名が告発されたと報じ、アギーレ監督以外にも、当時サラゴサに所属していたアトレティコ・マドリード主将のMFガビや現マンチェスター・U所属のMFアンデル・エレーラらの選手の口座に入金があったものとされている。総額は96万5000ユーロ(約1億4000万円)あまりと見られている。
スペイン紙『マルカ』は有罪となった場合、6カ月から4年の活動禁止や1年から4年の禁固刑となる可能性を指摘。また、スペイン紙『エル・パイス』は今回の八百長問題で告発された関係者のリストを報道。そのリストは以下のとおり。
(1)レアル・サラゴサ
(2)アガピト・イグレシアス(当時サラゴサ会長)
(3)フランシスコ・ハビエル・ポルケラ(当時サラゴサ財務ディレクター)
(4)フランシスコ・ホセ・チェカ・ゴンザレス(当時サラゴサ・ディレクター)
(5)アントニオ・プリエト・マルティネス(当時サラゴサ・スポーツディレクター)
(6)ハビエル・アギーレ(当時サラゴサ監督/現日本代表監督)
▼2011年5月当時サラゴサ所属選手(カッコ内は現所属)
(7)マウリツィオ・ランザーロ(サレルニターナ/イタリア)
(8)トニ・ドブラス(ヘルシンキ/フィンランド)
(9)パウロ・ダ・シルバ(デポルティーボ・トルーカ/メキシコ)
(10)ホルヘ・ロペス・モンターニャ(カディス)
(11)アンデル・エレーラ(マンチェスター・U/イングランド)
(12)ブラウリオ・ノブレガ(レクレアティーボ)
(13)レオナルド・ポンシオ(リーベル・プレート/アルゼンチン)
(14)ガビ(アトレティコ・マドリード)
(15)カルロス・ディオゴ(サラゴサ)
(16)イヴァン・オブラドヴィッチ(メヘレン/ベルギー)
(17)イケチュク・ウチェ(ビジャレアル)
(18)アダム・ピンテル(レバディアコス/ギリシャ)
(19)ハビエル・パレデス(無所属)
(20)レオ・フランコ(サン・ロレンソ/アルゼンチン)
(21)イジー・ヤロシーク(アラベス)
(22)ニコラス・ベルトロ(バンフィエルド/アルゼンチン)
(23)サイド・ブタハル(アル・シャマル/カタール)
(24)アンヘル・ラフィタ(ヘタフェ)
▼2011年5月当時レバンテ所属選手(カッコ内は現所属)
(25)ミゲル・パジャルド(ハート・オブ・ミドロシアン/スコットランド)
(26)グスタボ・ムヌア(ナシオナル/ウルグアイ)
(27)エクトル・ロダス(レバンテ)
(28)ラファ・ジョルダ(貴州人和/中国)
(29)ルベン・スアレス(カステジョン)
(30)シャビ・トーレス(ベティス)
(31)クリスティアン・ストゥアニ(エスパニョール)
(32)ウェリントン・シウヴァ(アルメリア)
(33)ジェフェルソン・モンテーロ(スウォンジー/ウェールズ)
(34)ミゲル・ロブステ(カルタヘナ)
(35)ハビ・ベンタ(無所属)
(36)マノロ・レイナ(ヒムナスティック)
(37)フェリペ・カイセド(エスパニョール)
(38)ビセンテ・イボーラ(セビージャ)
(39)シスコ・ムニョス(ヒムナスティック)
(40)セルヒオ・バジェステロス(無所属)
(41)フアンフラン(レバンテ)
(42)ダビド・セラヘリア(無所属)
【PR】「ABEMA de DAZN」で
日本代表戦を楽しもう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
さらにW杯アジア予選は日本戦全試合を配信。特にアウェイゲームはDAZN独占配信のためお見逃しなく。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得だ!
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② W杯アジア予選、Jリーグ、ラ・リーガ、セリエAなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】アウェイはDAZN独占配信!
アジア予選観るならお得なDMM×DAZNホーダイ!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。
W杯アジア最終予選の日本代表戦は全試合配信。アウェイ戦はDAZN独占配信のため、本サービスを契約して日本の勇姿を見届けよう!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② W杯アジア最終予選やJリーグをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題!
- ③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!