日本代表は3日午前、アジアカップが開催されるオーストラリアに到着。同日午後に、ニューカッスル近郊のセスノックで練習を行った。
国内合宿は、12月29日から開始。冬の日本から夏のオーストラリアに移動して行われた初練習は約90分間で、冒頭15分のみ公開された。
1日にリーグ戦を消化してチームに合流した吉田麻也は、「最初に(きつい練習を)やったら時差ボケも取りやすいし、1週間以上あるのでしっかりと体を作っていきたい」とコメント。「前回は代表に入ったばかりで、先輩たちに勝たせてもらったという感じが強い。4年経って代表でもたくさんプレーさせてもらっていますし、今回は自分がチームを引っ張れるようにやりたい」と意気込みを語った。
前回大会では、初戦のヨルダン代表戦で代表初ゴールを記録した。連覇のかかる今回の初戦は、初顔合わせのパレスチナ代表と対戦する。「どの大会でも、初戦は本当に難しい。パレスチナに関してはほとんど情報もなく、どういうサッカーをするかもわからないので未知なところもある。そういう意味でも、相手に左右されないで自分たちのスタイルを貫いて、ディフェンディングチャンピオンとしての戦いをしたい」と、王者としての誇りを垣間見せた。
アジアカップは9日に開幕。連覇を狙う日本代表はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。