セルジオ越後氏、八百長告発受理で「協会はアギーレを切るだろうね。トカゲの尻尾切り」

アギーレ

イラク戦で指揮を執ったアギーレ監督 [写真]=兼子愼一郎

 AFCアジアカップ オーストラリア2015のグループリーグ第2節が16日に行われ、イラクと日本が対戦した。日本が前半に本田圭佑のPKで先制すると、スコアはその後動かず、1-0で勝利。グループ2連勝を飾った。

 試合後に『サッカーキング』の取材に応じたサッカー解説者のセルジオ越後氏は、スペイン検察から告発された件が受理されたハビエル・アギーレ監督の八百長問題に言及。「問題を先送り、先送りにしていてこうなった。協会はアジアカップの結果に関わらずアギーレを切るだろうね。それで、すぐに後任の話にして、自分たちの責任の話はうやむやにするんじゃない?トカゲの尻尾切りだよ」と、日本サッカー協会の姿勢を批判。

 16日にはJ2の愛媛FCが2年間粉飾決算していたことが明らかになったが、「愛媛の問題も一緒だよ。クラブの社長が切られて終わりでしょ? リーグは監査していなかったの? 現場の人間が責任を取るだけ」と続け、協会やリーグのあり方について言及した。また、Jリーグのクラブの経営面についても「全クラブちゃんと調べたらどうなるんだろうね?」とコメントしている。

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