日本代表は、23日に行われたAFCアジアカップ オーストラリア2015の準々決勝でUAE代表と対戦し、1-1で延長戦を含む120分では勝敗がつかず、PK戦に突入した結果、4-5で敗戦した。地元のオーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が同試合を伝えている。
日本は5大会ぶりの準々決勝敗退。一方で、ベスト4進出となったUAEは、27日に準決勝で開催国のオーストラリアと対戦する。そのため、オーストラリアにとっては準決勝の対戦相手が決まる試合ともあって注目が集まっていた。
「UAEが日本にショックを与え、アジアカップ準決勝でオーストラリア代表との対戦を決めた」との見出しで試合を報じた同紙は、日本の敗戦について、「ここまでの2015年アジアカップで一番の衝撃。チャンピオンに君臨する日本が、UAEによってPK戦で敗退へと追いやられた」とコメント。
また、同紙は試合立ち上がりの失点シーンに言及すると、「ゴールキーパーは最近の日本の最も弱い部分でもある」とGK川島永嗣に苦言を呈し、その後の試合については「1万9094人の観衆の前で、日本は90分間と延長戦で数々のチャンスを外し、UAEはPK戦を切望していた」と総括。PK戦に関しては、「日本で最も経歴のある本田圭佑と香川真司が、重要なPKを外した」と伝えた。
そして、ハビエル・アギーレ監督については「すでに八百長疑惑で日本に恥をかかせたアギーレ監督は、ほぼ間違いなく解雇されるだろう」として、解任の予想をしている。