次戦は先発に意欲…代表デビュー果たした宇佐美「スタメンが一番」

宇佐美

合宿6日目の練習を行った日本代表FW宇佐美貴史 [写真]=兼子愼一郎

 前日行われたキリンチャレンジカップ2015のチュニジア戦で2-0の勝利を収めた日本代表は28日、合宿6日目の練習を大分県内で行った。

 同試合では後半から途中出場し代表デビューを果たしたガンバ大阪所属のFW宇佐美貴史は練習後、「前目の選手は特に途中からでいいと思ってる選手はいないと思います」とコメントすると、「スタートから出て自分のリズムとか感覚とかイメージもそうですし、それを合わせながら終わりに向かっていくわけなんで、最初から出たほうがやりやすいのは確かです」とスタメンへの意欲を語った。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はチュニジア戦後に、多くの選手に出場機会を与えると明言。宇佐美は「短い時間ですけど、アピールしてスタメンで出れる機会があればそれが一番ですし、そうじゃなくても途中から出してもらえるようなインパクトっていうのを練習で与えることができればいいなと思います」と次戦出場に意気込みを語った。

 また、チュニジア戦は「時間的には短かったんで、どれだけその中でボールに絡めるかっていうのを、僕自身、あの時間帯のテーマにしてたんで」と明した宇佐美は、「近づきなら関わりながらというイメージ」を持って臨んだMF香川真司との連携にも言及。「もう少しいい距離感でやれるのかなというのは試合後、真司君とも話しました」とするも、「口で喋らずともプレーでやれれば一番いいですし、その感覚はお互い持ってるんで大丈夫だと思います」とコメントしている。

 日本代表は、31日に行われるJALチャレンジカップ2015で、ウズベキスタン代表と対戦する。

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