国内合宿7日目に参加した香川真司
11日に行われるキリンチャレンジカップ2015のイラク戦、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア2次予選初戦のシンガポール戦に臨む日本代表は7日、海外組のみで国内合宿7日目を行った。練習後、ドルトムント所属のMF香川真司が、記者団の取材に応えている。
この日が合流から3日目となった香川。現在のコンディションについては「まあこれからじゃないですか。これからの試合までの日程でどれだけ調整していけるかだと思う。とりあえず1回上げたんで、リカバリーしていきたいと思います」と残りの4日間でしっかりと調子を合わせていきたいと述べた。
今回の合宿では連日ハードなトレーニングが行われているが、これについては「(正直)すごくきつかったですね。やっぱり午前中の走りだったりとか、2部練っていうのは精神的にもね…疲労は来ますし、そういう意味でも濃い週末でしたね(笑)」と“キツイ”ことを実感しながらも充実した週末を送った様子。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制下では未だに得点が無い香川だが、次の2試合に向けては「来シーズンのドルトムントもそうですけど、やはり結果を残していかないと評価されない。本当にそこの(得点への)意欲はさらに増してるので、この2戦で絶対結果を残したいし、そうやって評価を高めていくもの。そのためにはどうやったら点を取れるかっていう道筋はこの1週間で立てていきたいと思います」とゴールへの意欲を語っている。
また、監督の目指す戦術については「(ハリルホジッチ監督は)世界での戦いを経験していて、ワールドカップも経験していて、色々と経験が豊富な監督なので。今のところはみんなすごく充実していますし、やっぱり監督を信じて僕らはやっていかないといけない。4年間、(アルベルト・)ザッケローニ監督の下でやってきて結果出なかったんで、そういう意味ではしっかりとまた改めて新たなスタートでやっていきたいと思います」とハリルホジッチ監督への信頼を明かした。
6日の深夜にはチャンピオンズリーグ決勝のユヴェントス対バルセロナ戦が行われた。この試合については「夜中に見ましたよ」と生中継で観戦したことを明かし、「やっぱり改めてああいう舞台で戦うことの、選手としての幸せをテレビを通して感じたし、あそこを目指さなきゃいけない」と、改めてヨーロッパの舞台で活躍することを誓っている。
試合内容については「プレーの質においてはやはりホントに接戦っていうか、決勝にふさわしい試合でした。お互い勝つチャンスがありましたけど、やっぱり最後は決めるところで決めて、違いを作るところで違いを作るバルサの3選手だったりはやっぱりすごかったです」と、バルセロナが誇る強力な攻撃陣に感心させられたようだ。
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