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驚異的な回復で代表合流の太田「タイトルを取って帰りたい」

2015.08.01

コンディション調整を中心に体を動かした太田 [写真]=兼子愼一郎

文=青山知雄

 ハリルジャパンの“左の翼”として期待を集めるFC東京DF太田宏介が、自身初となるアジアの強豪との戦いに闘志を燃やした。

 中国・武漢に入った日本代表は7月31日夜、試合会場となる武漢スタジアムのサブグラウンドで公式練習を実施。23選手がそろって顔を出し、コンディション調整を中心に体を動かした。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がけが人続出を危惧する中、7月29日に行われた明治安田生命J1リーグ2ndステージ第5節ベガルタ仙台戦で復帰を果たしたばかりの太田も元気な姿を見せた。注目される自身のコンディションについては「中国に移動してきて、今日も軽くしかやっていないですけど、とりあえず今のところは大丈夫です」と笑顔を浮かべていた。

 ハリルジャパンでのプレーに関しては、一日の長がある。さらに彼の正確な左足キックはチームとしても大きな武器となるだけに高い意識をうかがわせた。

「左足で差を見せられるようにしたい。自分が蹴るかどうかは分からないですけど、セットプレーもチャンスがあったらガンガン狙っていきたい」と意欲的な姿勢を見せただけでなく、新しいメンバーが加わったことを受けて「自分がやらなきゃいけないという自覚もあるし、責任もある」と自らが果たすべき役割も認識している。

 今シーズンのFC東京では左足からの鋭いクロスと正確なセットプレーで幾度となくチャンスを生み出してきた。堅守速攻を狙うチームにおいては彼の左足が大きな得点源になっており、同様のシーンを日本代表でも増やしたいところ。そこに関しては「クラブでいいパフォーマンスを出せているので、こういうところでもう一回強烈なアピールをして上にいきたい。自分にとっては日本代表の試合は毎回が大きな活動の一つだと思っていますけど、個人的にも重要な大会になる」と前を見据える。

 新しいメンバーが増えたことに関しては「Jリーグで知っている選手が多いから、細かな部分はコミュニケーションを取って要求し合えればと。今回はコンディション調整がメインで一緒に練習する時間は短くなると思うけど、代表チームはそういうところだと思う。監督は『一つになることが大事』だと言っていたので、チームもスタッフも団結して戦える集団になりたいし、そうなれるように盛り上げていきたい。試合が始まれば自然と団結していくものだけど、その前の時点で選手だけでなくスタッフも含めて一つになれるようにしたいし、いい一週間になればと思う。個々のクオリティはかなり高いので、しっかりゲームの中で合わせていければと思っています。まあ、盛り上げ役は槙野(智章/浦和レッズ)にまかせて、チームが団結できるようにうまくサポートしていきますよ」と日本代表のあり方に持論を展開しながら、チームへの献身的な姿勢を見せた。

 太田自身にとって、今大会で激突する3カ国とはフル代表では初対戦となる。現在、2018年のロシア・ワールドカップに向けてアジア2次予選が進行中だが、そこを勝ち抜けば最終予選が待っている。朝鮮民主主義人民共和国、韓国、中国は当然ながら大きなライバルとなる存在だ。ハリルホジッチ監督も「アウェーでのメンタルを見たい」と公言しており、今大会で東アジアの強豪を相手にどんなプレーを見せられるかには注目している。選手たちに対しても気持ちの部分を強調しているようで、太田も「これからも代表に残っていくためには、ここでやれることをしっかり証明しなければならない試合になる。激しい試合になると思うけど、それを経験しに来ている。そういう試合で打ち勝つ強さを身につけていきたい」を気を引き締めていた。

 9月からのアジア2次予選は厳しい日程でのアウェーゲームが続く。今回の東アジアカップには、そういった状況下でしっかり戦える国内組メンバーを選考するという意味合いも含まれている。東アジアのライバルたちに対して結果を残せるかどうかもチェックポイントの一つになるだろう。「もちろんその上で結果も出したい。タイトルを取って帰りたいですね」と目標を掲げた太田。その左足と持ち前の明るくポジティブなキャラクターは、東アジアカップを戦う日本代表にとって大きなキーポイントとなりそうだ。

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