シンガポール戦で得点を挙げた吉田麻也 [写真]=Getty Images
12日に行われた2018年ロシア ワールドカップ アジア2次予選で、日本代表はシンガポールに敵地で3-0と快勝した。
立ち上がりからハイペースで攻め立てたものの、Jリーグ入りも噂される守護神イズワン・マフブードを中心としたシンガポールの粘り強い守りをこじ開けられなかった日本。ホームでスコアレスドローに終わった5カ月前の悪夢が脳裏をよぎり、焦りも生まれかねない状況を迎えつつあった。
しかし、5年ぶりに代表復帰していきなり1トップで先発起用されたFW金崎夢生の豪快なシュートで先制すると、ミランで不遇を囲うFW本田圭佑も決めて追加点。これで試合は楽になり、終了間際に吉田麻也がダメ押しのゴールを決めて突き放した。
試合後、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督は「あと3、4点は取れた」と要求を付けたが結果には満足した様子。日本はこの勝利により1試合消化の早かったシリア代表を抜いていよいよグループEの首位に躍り出た。17日には再び敵地でカンボジア代表と対戦する。
さて、この試合に出場した選手がどのようなメッセージを発信しているのかSNSを確認してみたが、さすがに試合直後とあってほとんど更新されていなかった。そんななかで唯一迅速な対応を見せた選手がいた。
「当たったんじゃない。触ったんだ」
試合終了間際にチーム3点目のゴールを決めた吉田麻也がこの一言! 宇佐美貴史の放ったシュートを左足で合わせる幸運な形であったが、「当たった」のではなく「触った」のだと、ちょっと哲学的に表現したのである。
これは香港が生んだ世界的アクションスター、ブルース・リーが残した伝説の名セリフ、「Don’t Think, FEEL(考えるんじゃない。感じるんだ)」に匹敵する? 名言ではないか。 カッコよすぎる。
吉田は同ツイートで、「応援ありがとう。シンガポールにいるたくさんのフットボールファンに会えて嬉しいよ」と日本のサポーターと合わせて、シンガポールのファンに向けても英語で感謝の言葉をつづっている。
(記事提供:Qoly)
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