南野が2ゴール…U23日本代表、五輪最終予選前の強化試合でシリアに勝利

 U-23日本代表は6日、国際親善試合でU-23シリア代表と対戦した。

 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表は、3日にカタール入りし合宿をスタート。4日目の6日に同じく大会に出場するU-23シリア代表との強化試合を行った。

 試合はドーハのアル・アリ・スタジアムにて完全非公開で開催。日本の先発メンバーには、GK櫛引政敏、DF松原健、DF岩波拓也、DF植田直通、DF山中亮輔、MF原川力、MF大島僚太、MF中島翔哉、MF南野拓実、FW鈴木武蔵、FW久保裕也が名を連ねた。

 試合は36分、南野が先制ゴールを奪い、日本の1点リードで前半を折り返す。植田、原川を下げてDF奈良竜樹とDF三竿健斗を投入し後半を迎えるが、60分にセットプレーから失点し同点。しかし、70分に再び南野がゴールを奪い逆転に成功した。日本はその後、73分に南野と鈴木に代えて、MF豊川雄太とFWオナイウ阿道を投入。85分には松原を下げてDF室屋成をピッチに送り出した。

 1点リードのまま試合はタイムアップを迎え、日本が2-1で勝利を収めた。翌7日には最終予選前最後の強化試合で、三浦俊也監督が率いるU-23ベトナム代表と対戦する。なお、日本はAFC U-23選手権でグループBに所属し、13日に北朝鮮、同16日にタイ、同19日にサウジアラビアと対戦する。

【スコア】
U-23日本代表 2-1 U-23シリア代表

【得点者】
1-0 36分 南野拓実(日本)
1-1 60分 失点(シリア)
2-1 70分 南野拓実(日本)

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