W杯アジア2次予選の最終戦で大勝を収めた日本代表[写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が29日に各地で行われた。
E組首位の日本代表は、ホームで1位突破を懸けてシリア代表と直接対決。17分にオウンゴールで先制点を得て、前半を折り返す。後半に入ると、66分のMF香川真司の追加点を皮切りに、本田圭佑、香川の2点目、原口元気と得点を重ね、2試合連続となる5-0で勝利。同予選全8試合を無失点で終え、E組を首位で突破した。
その他の組では、B組のオーストラリア、D組のイランなどが白星を挙げた。その他、シリア、中国などが2次予選を突破。一方で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が2-3でフィリピンに敗れたため、2位中成績上位4チームに残ることができず、2次予選での敗退が決定した。
この結果、アジア3次予選(最終予選)に進出する12カ国はサウジアラビア、UAE、オーストラリア、カタール、中国、イラン、日本、シリア、タイ、イラク、韓国、ウズベキスタンに決定した。なお、最終予選の抽選会は4月12日にクアラルンプール(マレーシア)で行われる。ポッド分けはFIFAランキングに基づいて振り分けられる予定で、日本は韓国とともに第2シードになることが予想されている。これにより、日本と韓国が同組に入る可能性は低くなった。
各グループの結果と順位は以下のとおり。
■グループA
▼試合結果
・パレスチナ 7-0 東ティモール
・UAE 1-1 サウジアラビア
▼順位
1位 サウジアラビア(勝ち点20/得失点差+24)
2位 UAE(勝ち点17/得失点差+21)
3位 パレスチナ(勝ち点12/得失点差+16)
4位 マレーシア(勝ち点4/得失点差-27)
5位 東ティモール(勝ち点2/得失点差-34)
■グループB
▼試合結果
・タジキスタン 0-1 キルギス
・オーストラリア 5-1 ヨルダン
▼順位
1位 オーストラリア(勝ち点21/得失点差+25)
2位 ヨルダン(勝ち点16/得失点差+14)
3位 キルギス(勝ち点14/得失点差+2)
4位 タジキスタン(勝ち点5/得失点差-11)
5位 バングラデシュ(勝ち点1/得失点差-30)
■グループC
▼試合結果
・モルディブ 4-2 ブータン
・中国 2-0 カタール
▼順位
1位 カタール(勝ち点21/得失点差+25)
2位 中国(勝ち点17/得失点差+26)
3位 香港(勝ち点14/得失点差+8)
4位 モルディブ(勝ち点6/得失点差-12)
5位 ブータン(勝ち点0/得失点差-47)
■グループD
▼試合結果
・インド 1-2 トルクメニスタン
・イラン 2-0 オマーン
▼順位
1位 イラン(勝ち点20/得失点差+23)
2位 オマーン(勝ち点14/得失点差+4)
3位 トルクメニスタン(勝ち点13/得失点差-1)
4位 グアム(勝ち点7/得失点差-13)
5位 インド(勝ち点3/得失点差-13)
■グループE
▼試合結果
・アフガニスタン 2-1 シンガポール
・日本 5-0 シリア
▼順位
1位 日本(勝ち点22/得失点差+27)
2位 シリア(勝ち点18/得失点差+15)
3位 シンガポール(勝ち点10/得失点差0)
4位 アフガニスタン(勝ち点9/得失点差-16)
5位 カンボジア(勝ち点0/得失点差-26)
■グループF
▼試合結果
・イラク 1-0 ベトナム
▼順位
1位 タイ(勝ち点14/得失点差+8)
2位 イラク(勝ち点12/得失点差+7)
3位 ベトナム(勝ち点7/得失点差-1)
4位 台湾(勝ち点0/得失点差-14)
※インドネシアは資格停止処分により除外
■グループG
▼試合結果
・レバノン 1-1 ミャンマー
・韓国 − クウェート (延期 or 中止)
▼順位
1位 韓国(勝ち点21/得失点差+24)※1試合未消化
2位 レバノン(勝ち点11/得失点差+6)
3位 ※クウェート(勝ち点10/得失点差+8)※2試合未消化
4位 ミャンマー(勝ち点8/得失点差-12)
5位 ラオス(勝ち点1/得失点差-26)※1試合未消化
※クウェートはFIFAから国際試合参加停止処分を受けている
■グループH
▼試合結果
・フィリピン 3-2 北朝鮮
・ウズベキスタン 1-0 バーレーン
▼順位
1位 ウズベキスタン(勝ち点21/得失点差+13)
2位 北朝鮮(勝ち点16/得失点差+6)
3位 フィリピン(勝ち点10/得失点差-4)
4位 バーレーン(勝ち点9/得失点差0)
5位 イエメン(勝ち点3/得失点差-15)
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By サッカーキング編集部
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