イベントに登場した清武弘嗣。終了後の取材では新天地セビージャでの意気込みを述べた
日本代表MF清武弘嗣が11日、東日本大震災の復興支援イベント『“わたしの夢”応援プロジェクト』に登場し、福島県で子供たちを相手にサッカー教室を開催した。終了後、インタビューに応じた清武がセビージャへの移籍について言及した。
リーガ・エスパニョーラは日本人がこれまで苦手としてきたリーグ。清武本人に取っても初挑戦となるが「2年後のワールドカップを意識すると、自分にとってはすごくいい挑戦の場だと思います。今までにないくらいのポジション争いだったり、厳しさが待っていると思うんですが、勝てるという強い気持ちを持っていきたいと思います」と強気の姿勢を示した。
ハノーファーでは10番を背負っていた清武。セビージャでの背番号はまだ決まっていないが「できれば10番をつけたいです」とコメントし、「背番号は自分を象徴するものだと思うし、それに見合った活躍もしないといけない。自分にプレッシャーをかけているというのもあります」と気を引き締めた。具体的な目標について聞かれると「10ゴール、10アシストとりたいです」と語り、背番号・ゴール・アシストのトリプル『10』を狙うことを明かしている。
セビージャは10日にヘタフェからスペイン人MFパブロ・サビリアも獲得しており、ポジション争いの激化が予想される。ドイツで存在感を示してきた清武が、スペインの地でも再び輝くことができるか、注目だ。
By サッカーキング編集部
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