昨年11月以来、2度目の手倉森ジャパン招集。練習初日はリカバリー中心のメニューを消化した
ここでアピールできなければ、U-23日本代表に生き残る道はない。MF伊東純也(柏レイソル)は「しっかりアピールしたい」と覚悟を決めている。
U-23日本代表が29日に開催されるU-23南アフリカ代表戦に向けて、26日から松本市内で合宿をスタートさせた。本大会に臨むメンバー18名の発表は7月1日に予定されているため、この試合はメンバー入りへ最後のアピールの舞台となる。オーバーエイジの3選手はすでに内定。伊東も残り15枠を懸けた戦いに闘志を燃やす一人だ。
これまでもアピールの場がなかったわけではない。初めて手倉森ジャパンに招集されたのは昨年11月の神奈川合宿。最終日に行われた湘南ベルマーレとの練習試合では、自慢のスピードとドリブルを披露した。「このチームでもっとやりたい。選ばれたい気持ちはあります」。実際に代表を肌で感じたことでその欲はさらに高まったが、アジア最終予選メンバーには選ばれず、今年5月の佐賀合宿で再び招集されるもケガで離脱した。
そして、手倉森誠監督はこのタイミングで再びチャンスを与えた。「自分の特長であるスピードを出したい。サイドでの仕掛けだったり、自分の得意なプレーを出していきたいです」と伊東は意気込む。
スピードを生かすためには周りとの連係が重要になってくる。初招集時の湘南戦では「何回か、(ボールを)出してくれればと思った」と自分の欲しいタイミングで味方からパスが出てこず、もどかしさを感じる場面があった。手倉森監督は本大会のメンバー選考において、「人と人とが絡んだ時のパワーの出方を考えないといけない。どの組み合わせ、どのグルーピングが最大パワーを持てるのか」と個の能力以上に、集団としての能力を向上できるかどうかを重視。伊東にとっては、南アフリカ戦でいかに周囲との連係を高められるか、つまり誰と組んでも圧倒的なスピードとドリブルで仕掛け、相手の脅威になれることを証明する必要がある。
伊東の武器はスピードだけではない。今季、ヴァンフォーレ甲府から柏へ移籍した伊東を待っていたのは、右サイドバックへの転向だった。昨年までは主にFWでプレーしていたが、今年に入ってからはサイドバック、サイドハーフを経験。伊東は「代表になると一つのポジションができるだけではダメだと思う。複数(のポジション)をできることはプラスになるし、どこでも自分の強みは出せる」とプレーの幅を広げたことで、新たな自信を手にした。そのユーティリティ性は、本大会に向けて「2つのポジションができる選手がいなければならない」と常々口にしてきた指揮官が注目しないわけがない。
自らの本領を十分に発揮し、ラストチャンスをモノにできるか。若きスピードスターが狭き門に挑む。
【PR】「ABEMA de DAZN」で
日本代表戦を楽しもう!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
さらにW杯アジア予選は日本戦全試合を配信。特にアウェイゲームはDAZN独占配信のためお見逃しなく。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得だ!
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② W杯アジア予選、Jリーグ、ラ・リーガ、セリエAなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】アウェイはDAZN独占配信!
アジア予選観るならお得なDMM×DAZNホーダイ!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。
W杯アジア最終予選の日本代表戦は全試合配信。アウェイ戦はDAZN独占配信のため、本サービスを契約して日本の勇姿を見届けよう!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② W杯アジア最終予選やJリーグをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題!
- ③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!
By 高尾太恵子
サッカーキング編集部