積極的な攻撃参加を見せた室屋成(左) [写真]=兼子愼一郎
リオデジャネイロ・オリンピックのグループステージ第2節が6日に行われ、日本とコロンビアが対戦。日本は65分時点で0-2とビハインドを負ったが、67分にFW浅野拓磨(サンフレッチェ広島)、74分にMF中島翔哉(FC東京)がゴールを決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。
ナイジェリア戦に続いて先発メンバーに名を連ねたDF室屋成(FC東京)は試合後、「まだ上に行けるチャンスもあります」と、決勝トーナメント進出へ前向きなコメントを残した。
室屋は5失点を喫したナイジェリア戦で、自らも失点に絡むプレーをしてしまった。それでも、指揮官は先発メンバーに背番号「2」を起用した。「自分にとってもすごく不甲斐ないというか、納得できない、全く自分の力を出せない試合だった」ナイジェリア戦を経て、コロンビア戦では積極的なオーバーラップでチャンスを演出するなど、随所に“らしさ”を見せた。
「自分のプレースタイルをこういう舞台で出せたと思いますし、やっぱり萎縮せずにどんどん自分からアクションを起こしていくことが大事だなと思いました」
コロンビア戦では、同じ最終ラインでプレーするDF藤春廣輝(ガンバ大阪)がオウンゴールを記録してしまった。室屋は「そんなに気にすることじゃないと思いますし、チームの失点ですから。1つの失点で落ち込んでる場合でもないですし」とチームメイトを気遣い、「僕も前回(の試合で)失点に絡んでいるというのもありますし、反省するのは大会が終わってからでもいいと思うので、とにかく前を向いていきたい。まだ上に行けるチャンスもありますので」と、逆転での決勝トーナメント進出を見据えた。
日本は10日(日本時間11日)に行われるグループステージ第3節でスウェーデンと、コロンビアはナイジェリアと対戦する。
By サッカーキング編集部
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