五輪敗退の借りはA代表で…植田「またこの仲間たちと一緒にやりたい」

植田直通

スウェーデン戦に出場したDF植田直通。リオ五輪では全3試合にフル出場した [写真]=兼子愼一郎

「A代表でこの大会の借りを返したい」。リオデジャネイロ・オリンピック、グループステージ敗退の悔しさを糧にDF植田直通(鹿島アントラーズ)がさらなる成長を誓った。

 リオ五輪グループステージ最終節が10日に行われ、日本はスウェーデンと対戦。65分にMF矢島慎也が挙げたゴールが決勝点となり、1-0で今大会初白星を収めた。しかし、ナイジェリアに勝利したコロンビアが2位通過を決め、日本はグループステージ敗退となった。

 全3試合にフル出場した植田は、世界での戦いを通じて「やれるっていう気持ちはある」と手応えを感じていただけに、グループステージ敗退は「悔いが残る」。

「今の自分があるのは(リオ五輪)代表のおかげだと思っていますし、試合に出れていないときもこのチームに呼んで頂いて、しっかり成長させてもらったと思います。テグさん(手倉森誠監督)を最後胴上げして恩返ししたかったですけど、こういう結果になって申し訳ないです」

 無念の敗退に終わったものの、それでも「これからはA代表しかない」と次を見据える植田。「またA代表でこの仲間たちと一緒にやりたい。僕自身A代表でこの大会の借りを返したいという思いも芽生えていますし、そこに行くためにしっかりこれから成長しないといけないなと思う」と、リオ五輪での悔しさを糧にA代表定着に意気込んだ。

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