左から記者会見に登場した日本サッカー協会の岩上和道事務総長、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督、KDDIの山田隆章コミュニケーション本部長
日本サッカー協会(JFA)は25日、東京都内のJFAハウスで記者会見を実施。電気通信事業大手のKDDIとサポーティングカンパニー契約を締結したことを発表した。契約期間は2022年12月までで、男子日本代表をはじめ、なでしこジャパン(女子日本代表)、U-23、U-20、U-17、フットサル、ビーチサッカーなど、日本代表を全面的に支援していく。さらに、KDDIはJFAに加え、アジアサッカー連盟(AFC)、東アジアサッカー連盟(EAFF)とも契約したことを発表した。
KDDIの山田コミュニケーション本部長は、「非常に光栄です。KDDIの通信技術やサービスを通じて新しいものを提供していきたい」とコメント。現時点で明確なプランが発表されることはなかったが、「ワクワクするものを提供したいと思っています。KDDIのアセットを活用して、JFAと一緒に新しいことを作っていきたい」と目標を語った。
JFAの岩上和道事務総長は、「auにサポーティングカンパニーに入っていただけて非常にうれしく思っています。しかし、auが入ったことで、日本代表に対する大きな期待を背負ったと考えてます。それだけ責任も重いし、日本代表は勝っていかないといけないと感じております」と感謝の意を述べるとともに、日本代表のより一層の奮起を誓った。
ロシア・ワールドカップ、アジア最終予選の初戦を1週間後に控えるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「この契約を嬉しく思っています。ワールドカップ予選に向けて、非常に重要なサポートをいただけるということで、山田さんに『ありがとう』と言いたいです」と感謝を述べた。「私たちスタッフの仕事は、ここ数十年で発展した通信技術なしではできません。代表候補には20人くらいの海外組がいます。彼らとコミュニケーションを取るためには携帯電話は絶対必要です。科学技術の発展のおかげで選手の顔を見ながら話せる。しかも、試合の映像も見ることができる。(頻繁に)海外に行くことはできないので、この技術は不可欠。auと契約できて誇りに思う」と続けた。
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By サッカーキング編集部
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