自身初のワールドカップ アジア最終予選へ向けて調整を進める武藤 [写真]=JFA
9月1日、日本代表は2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の初戦を迎える。重要なUAE(アラブ首長国連邦)戦を翌日に控え、FW武藤嘉紀(マインツ/ドイツ)がコメントを残した。
2014年9月のキリンチャレンジカップ2014 ウルグアイ代表戦で日本代表デビューを飾った武藤にとって、ワールドカップ アジア最終予選は初めての経験となる。それでも、「これまで経験したことがない」戦いを前に、「そんなに緊張しないですし、状態も徐々によくなってきてるので、すごい楽しみです」と前向きな発言。その上で、「ワールドカップ出場に貢献できたって思えるような結果を見せていきたい」と力強く語り、「最終的にメンバーにも入っていきたい」と更なる先を見据えた。
27日に行われたブンデスリーガ第1節のドルトムント戦では、81分からピッチへ送り込まれた武藤。少ない出場時間ながらも、ヘディングで今季初ゴールを挙げるなど躍動した。好調を示しての代表合流となったが、「代表でどうなるか分からないですけど、ああやって結果で見せていきたいと思います。とにかく日本の勝利に貢献できたと思えるようなプレーだったり、結果を出せればベストかなと思います」とチームの白星に直結するプレーをしたいと抱負を語った。
右ひざの負傷も影響し、武藤の代表招集は昨年11月以来となっている。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では久しぶりのプレーとなるが、「代表で求められるポジションをやろうと思いますし、やっぱり呼んでいただいてる以上、監督に自分の意見をぶつけて違うポジションで出してくれってことは自分自身しないと思います。とにかくここでお前を使うって言われたら、監督の求めるプレー、結果を出せたらいいなと思ってます」とコメントし、どんな形でもチームに貢献するという献身性を示した。
日本代表は9月1日にホーム・埼玉スタジアムでアラブ首長国連邦(UAE)代表と、同6日にはアウェーでタイ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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