UAE戦にフル出場した香川 [写真]=瀬藤尚美
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の初戦が9月1日に行われ、日本代表はUAE(アラブ首長国連邦)代表に1-2で敗れた。
日本は開始12分に本田圭佑のヘディングシュートで先制に成功したが、19分に直接FKを叩き込まれて同点とされてしまう。さらに後半に入り54分、大島僚太がエリア内で相手選手を倒してしまい、PKの判定。これをアハメド・ハリルに決められてしまった。78分には途中出場の浅野拓磨が放ったシュートがゴールラインを割ったかに見えたが、主審はGKがライン上で弾き返したと判断し、得点は認められず。結局このままタイムアップを迎えた。
フル出場した香川真司(ドルトムント)は、「絶対に勝たなきゃいけない試合でこういう結果に終わってしまったことはすごく悔しいですけど、次に切り替えてやっていくしかないと思います」とコメントした。
この試合では大島僚太(川崎フロンターレ)がA代表デビューを飾り、大島とともにリオデジャネイロ・オリンピックを戦った浅野拓磨(シュトゥットガルト)も、初めて最終予選のピッチに立った。だが、香川は「若い選手もそうですけど、それ以上に長い間でている選手がいる中でこういう負け方をしたことは、やっぱり自分たちに責任があると思います」と、最終予選を経験している選手としての責任を口にした。
2015年のAFCアジアカップ準々決勝でもUAEに敗れている日本。同試合でPKを失敗した香川にとってはリベンジのチャンスだったが、勝利をつかむことはできなかった。香川は、「自分たちが負けたのでこれ以上僕たちに言うことは何もないですし、これを受け入れてやるしかないので。厳しい戦いが続くと思いますし、スタート負けましたけど、次やるしかないので」と悔しさを露わにしつつ、次の試合を見据えている。
日本は6日に最終予選第2戦でタイ代表とのアウェーゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
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