UAE戦で途中出場を果たしたFW浅野(右) [写真]=兼子愼一郎
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の初戦が1日に行われ、日本代表はUAE(アラブ首長国連邦)代表と対戦し、1-2で敗れた。試合後、66分からピッチへ投入されたFW浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)がコメントを残した。
54分にアハメド・ハリルから逆転となるPKを決められた日本。その後、FW岡崎慎司(レスター/イングランド)に代わって1点を追う状況で出場した浅野だが、「負けていましたけど、ひっくり返せると思っていました。自分の特徴であるスピードを生かして、どんどん裏を突こうと考えてピッチへ入りました」と考えを持って試合に臨んだことを明かした。
現在21歳の浅野にとって、今回が初めてのアジア最終予選となる。本人も、「責任感であったりとか、プライドであったり、本当に大きなものを感じて戦うことができました」とコメント。通常とは異なる独特な雰囲気を感じたようだ。
しかし、貴重な経験をしながらも重要な初戦をホームで落としたことについては、「勝たないと本当意味がないですし、今日でもたくさんチャンスがある中で、僕自身も決めきれず負けてしまった。しっかり勝って終わりたかったです」と責任を感じている様子を示した。
黒星スタートとなった日本は、すぐさま6日に敵地でタイ代表と激突する。浅野は、「まず本当に切り替えて、勝ち点3がとれるように明日からまた良い準備をしないといけないと思います」と次戦を見据えた。
By サッカーキング編集部
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