UAE戦の後半途中から出場し、積極的にシュートを放った原口 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は1日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のホームで行われた初戦でUAE(アラブ首長国連邦)に痛恨の逆転負け。一夜明け、この試合に後半から途中出場した原口元気(ヘルタ・ベルリン)が胸の内を明かした。
UAE戦の75分、大島僚太(川崎フロンターレ)に代わってボランチのポジションで出場した原口。次のタイ戦では先発出場の可能性もあるのではと問われると、「(UAE戦では)リスクを負ってもいいって言われていたので、ある程度前に行った部分もありました。もし本当にスタメンで出るとしたら、もっと考えてプレーしなきゃいけない」と話し、一層リスク管理に気をつけたいと口にした。ゴール前にポジションを取るだけでなく、こぼれ球を拾って二次攻撃、三次攻撃に繋げる役割も必要だと明かした。
「昨日もゴール前に入っていったけど、もしかしたら2列目で待ってこぼれ球を拾った方が賢かったかなと思う。そこは監督がどうとかじゃなく、自分のセンスと言うか読みの部分なんで、感覚を研ぎ澄ますしかない。ちゃんと流れを読むとか、そういう部分がすごい大事になってくると思います」
現在25歳の原口は、自身初のW杯アジア最終予選に臨んでいる。「3次予選も最初あんな感じで終わって、そこからもう1回やり直せたので、あのイメージで行けたらいいと思う。ここから強くなっていく過程だと思うので、そういうイメージを持って見てくれたらいいと思います」と、今後の巻き返しを誓った。
最後に「気持ちを見せて、どう考えても技術的には日本が負ける部分はないと思う。負けるとしたら気持ちの部分とかずる賢さとかそういう部分なので、向こう以上の気持ちを見せて、球際とか走ることにこだわってやっていければ、必ず勝てると思います」と、6日に行われるアウェーでのタイ戦に意気込んだ。
By サッカーキング編集部
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