9月1日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第1戦でUAE(アラブ首長国連邦)に、1-2と逆転負けを喫した日本代表は3日、第2戦が行われるタイ・バンコクでトレーニングを行った。
2日の練習では別メニュー調整となっていた香川真司(ドルトムント/ドイツ)は、「大丈夫です。問題ないです」と、負傷の影響がないことを強調。6日に行われるタイ代表戦に向け、「勝つためにいい準備をしたい」と話した。
UAE戦ではなかなかボールに絡むことができず、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「真司をうまく生かせなかった」と振り返っていた。その原因について、「距離感的に問題を感じる部分がありますし、ちょっと中が密集していたのかなという感じがしました。ポジショニングが被るというか」と分析した香川は、「改めて、引かれる相手にはちょっと広げる時間帯だったり、リズムのチェンジだったりをやっていかないといけないと思います」と、中央からの攻撃だけでなくピッチを広く使うこと、プレースピードに変化をつけることで打開を図るつもりだ。
そして、「想定外のことばっかり起こってくる」という最終予選では、「苦しい時間帯、厳しい時にどれだけ耐えて、その中で点を取りにいくか、変化を生み出せるかというのが大事だと思う」と続け、「ここでしっかり体と心をしっかりと準備して、絶対負けないように切り替えたいと思います」と意気込みを口にした。