4日のトレーニングに参加した遠藤航 [写真]=JFA
6日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第2戦に向けてタイ・バンコクに移動した日本代表は4日、現地で2日目のトレーニングを行った。
1日に行われた初戦のUAE(アラブ首長国連邦)戦に敗れた日本。同試合では出番がなかったMF遠藤航(浦和レッズ)は、「(チームは)切り替わっていると思いますし、選手も切り替えていこうって話はしました。練習の雰囲気も緊張感があるし、もう1回やってこうって雰囲気はできていると思います」と、気持ちの切り替えは練習の中から感じられると明かした。
対戦相手のタイ代表の印象については「基本的にはブロックを敷きながら守備をしてくると思いますけど、監督の予想では相手はホームだし、立ち上がりは前からくるんじゃないかという話はありました」と、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からの指示もあったと明言。「そういう準備とブロックを敷いた時の攻撃への関わり方は両方やっておくべきだと思います」と続け、戦術的な準備が必要だと口にした。
リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選や本大会の経験についても触れ、「最終予選ならではの緊張感はあると思うし、U-23で対アジア、対世界でやってたのと共通する部分はある。1つのミスとか、厳しくいかなきゃいけないところとか、1個1個のプレーの判断というのはしっかりしないと失点する確率は上がってしまうと思う。それでも慎重になりすぎても良くないんで、攻めに行くところとしっかりボールを動かすところの判断はしっかりしていきたいです」と、五輪での経験を活かしたいと話した。
最後に、タイ戦に向けては「常にチャンスが来るという準備が自分にとって一番大事」と話す遠藤。「チャンスをもらってただ試合に出るだけじゃなくて、勝ち点3を取らないといけない。その準備を自分の中でやらないといけないし、間違いなくチームに勝ち点3をもたらさなきゃいけないと思ってるんで、良い準備をして臨みたいです」と、改めて準備の大切さを強調した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト