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酒井高徳、失点を「いい教訓にしたい」 次戦は「右サイドで出る準備も」

2016.10.07

イラク戦で左サイドバックとしてフル出場した酒井高徳 [写真]=瀬藤尚美

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第3戦が6日に行われ、日本代表はイラク代表に2-1で勝利した。試合終了後、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)がコメントを残している。

 9月のUAE(アラブ首長国連邦)戦とタイ戦に続いて、イラク戦でも左サイドバックでフル出場を果たした酒井高徳。試合を振り返って、「向こう(イラク)は90分を通して、日本にどうやって対抗したらいいか分かっていた。UAE戦もそうだけど、はっきりした戦いを90分通して同じテンポで戦う力が相手にもついてきているというのはやっていて感じます」とコメント。その上で、「勝ちきれたことで、大きな何かを一つ手に入れられたのかなと思います」とMF山口蛍のバースデーゴールによる劇的勝利を喜んだ。

 同じロンドンオリンピック世代の山口とFW原口元気が得点を挙げた一方、酒井高徳はFKのクロスボールに競り負け、失点の原因となってしまった。酒井高徳自身も責任を感じた様子で、「失点に絡んで、何してるんだろうって深く考えてしまったところもあります。けど、成長の過程に失敗はつきものだし、いい教訓にして次に進みたい。自分も何かしらの形で貢献できるという画をしっかり描きながらやりたいです」と前を向いた。

 イラク戦でDF酒井宏樹がイエローカードを提示されたことで、同選手は11日のオーストラリア戦を累積警告のために出場停止となることが決定した。右サイドバックでの出場も予想される酒井高徳は、「自分が(右サイドバックに)なる可能性が高いというのは理解しています。右サイドで出る準備はもちろんしたいです。チームで右をやっているので、特に問題はないと思います」と所属するハンブルガーSVでの経験を生かすと宣言。「絶対に勝ち点3を取りたい」と難敵相手に必勝を誓った。

By サッカーキング編集部

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