オーストラリアでトレーニングを行った清武弘嗣 ©JFA
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第4戦、オーストラリアとのアウェーゲームを控える日本代表は8日、現地で初となるトレーニングを行った。練習終了後、MF清武弘嗣(セビージャ)がコメントを残している。
MF山口蛍(セレッソ大阪)の劇的なバースデーゴールで勝利を収めた6日のイラク戦、清武はトップ下の位置で先発出場を果たすと、FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)の先制点をアシストするなど活躍を見せた。清武は同試合を振り返って、「攻撃が単調になりすぎているところもあったし、もっとボールを触ってリズムを作っていいところもあった。縦に急ぎすぎているってところもあった。そこはまだ考えながらやってる段階です」と攻撃に関して課題を口にした。
その上で、「1点目が理想の点だとは思うんですけど、あれが毎回できるわけではない。その時に自分たちがボールを保持しながら攻めていくことは、これから大事になってくるのかなと思います」と状況に応じてヴァイッド・ハリルホジッチ監督が目指す「縦に速い攻撃」以外の選択肢を持つ必要性について主張。「焦らしながら攻撃するってのもあればいいし、点が入った時みたいに速攻でしかけてもいいとは思います。そこは考えながらゲームの中で判断していければいいかなと思います」と状況に応じて攻撃のスピードを切り替えるとした。
ホームで勝ち点3を積み上げたチームの状況については、「良い雰囲気をこっちに持ってこられたのではないかなって思います」と語った清武。飛行機での移動を経ても、「頭はもう切り替えないといけないと思います。体は明日と明後日で良い状態になってくるのではないかなと思います」と11日の決戦までに一層コンディションが良くなると語った。
日本とオーストラリアの一戦は、11日にメルボルンで開催される。
By サッカーキング編集部
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