試合終盤に途中出場した浅野拓磨 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第4戦が11日に行われ、日本代表はオーストラリア代表と1-1で引き分けに終わった。
日本はFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)の最終予選3試合連続ゴールで先制したものの、後半立ち上がりにその原口が自陣エリア内でファウルを犯してPKを献上。これを決められて同点にされると、最後まで勝ち越しゴールを奪うことはできなかった。84分にFW本田圭佑に替わって途中出場したFW浅野拓磨(シュトゥットガルト)は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から「とにかく前に抜け出せ」という指示を受けてピッチに入ったという。
交代直後の85分には左サイドを突破した原口のクロスに飛び込む決定機があった。しかし、本人が「自分のタイミングよりも一つ早く、パススピードも速く(クロスが)きたので、あの体勢で厳しいなと思いながら、自分も入ってしまっていたので、ちょっと遅れてしまったのかな」と振り返ったとおり、わずかに合わせることができず、得点につなげることはできなかった。
クロスへの入り方については「タイミングとして決して悪いとは思わなかった」というが、「ボールに合わせるくらいの余裕を持って飛び込めなかったので、滑ってもしっかりボールの軌道に自分の足を合わせるような入り方をしないと。そこが今日なかったので、もう一つ早く入るのか、構えて待っていられるくらいの入り方をしていかないといけない」と自身の課題を挙げた。
By サッカーキング編集部
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