日本代表を率いるハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images
15日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選のサウジアラビア代表戦に向け、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が前日記者会見に出席した。
同予選でB組3位の日本にとって、3ポイント差で首位のサウジアラビアをホームに迎える一戦は絶対に勝たなければいけない試合だ。ハリルホジッチ監督も、「この試合に関して、そんなに多くの考え方は必要ないと思う。勝つためにすべてをやる」と言及し、「このグループはしっかり集中していると思う。我々は勝つクオリティを持っていると思う」と自信を見せた。
また、11日に行われたオマーン代表戦後、「試合のリズムが足りない」と述べていた本田圭佑(ミラン)や、足首痛で同試合を欠場した香川真司(ドルトムント)について問われると、「私は何度も言っているが、何人かの選手は本当にプレー回数を増やしてほしい。いつもプレーしてもらわないと、彼らもロボットじゃないんだから、トップパフォーマンスにはならない」と、改めて所属クラブで出場機会をつかめていない状況に不満を吐露。
ただ一方で、「チームというのは11人の先発だけで決まるものではない」と続け、途中交代で入る選手を含めた全員で戦うことを強調した。
「先発11人、誰を使うかかなり考えた。我々には25人の選手がいて、交代で入る選手がリザーブというわけではない。より良い結果で試合を終えるためのチョイスだ」
そして試合については、引いて守る戦術で勝ち点1を持ち帰ったアウェーのオーストラリア代表戦とは「ちょっと違う戦略で臨もうかという感じだ」とコメント。「我々の庭」と話すホームゲームで、「やはり攻撃して得点を取りたい」と、強い気持ちを示している。
By サッカーキング編集部
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