サウジアラビア戦に先発出場した大迫勇也 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は15日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選の第5戦でサウジアラビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
11日のキリンチャレンジカップ2016・オマーン戦で約1年5カ月ぶりに代表戦のピッチに立ち、2ゴールを挙げる活躍を披露した大迫勇也(ケルン)は、サウジアラビアとの大一番でも先発に抜擢。得点こそなかったものの、随所で攻撃の起点となるなど、2-1の勝利に大きく貢献した。
「緊張する必要がない」と自然体でこの一戦に臨んだ大迫は、自身のプレーを「最低限の結果」と評価する。
それでも、「キヨ君(清武弘嗣=セビージャ)といい距離感ができたので、これを続けることでもっと相手に脅威を与え続けたいです」と、トップ下で先発した清武との連携には確かな手応えを感じたようだ。
その理由として、「昔から一緒にやっている」ことに加え、「試合前から『今日、俺ら頑張らないとダメだね』って話を2人でしていたので」と、危機感を持って臨んでいたことを明かした大迫は、先発のチャンスを与えてくれたヴァイッド・ハリルホジッチ監督の期待に応えたかったとも述べた。
「監督も思い切った采配をしたと思うし、僕が監督だったらできないかなっていう采配をしてくれたので、そこに応えるべく、頑張らないとなっていう思いでした」
そして最後に、久々に日の丸を背負って大舞台を経験した大迫は「いい緊張感があるし、この中でできることは幸せだと思う。すごく楽しかったですね」と振り返った。
By サッカーキング編集部
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