3月のW杯最終予選2試合に臨む日本代表が発表(写真は昨年11月のサウジアラビア戦先発メンバー) [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は16日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の2試合に臨む日本代表メンバー25名を発表した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選出したメンバーには、FW本田圭佑(ミラン)やFW岡崎慎司(レスター)、MF香川真司(ドルトムント)、FW大迫勇也(ケルン)、FW久保裕也(ヘント)ら欧州組14選手が名を連ねた。本田については、ミランがインフルエンザ発症と15日の練習欠席を発表。代表メンバー発表直前にコンディション不良と伝えられたことで、招集が危ぶまれていた。
また、センターバックではDF昌子源(鹿島アントラーズ)が、前線ではFW宇佐美貴史(アウクスブルク)が復帰。中盤ではMF今野泰幸とMF倉田秋(ともにガンバ大阪)が、2015年以来の代表選出を果たしている。さらにMF高萩洋次郎(FC東京)が2013年7月以来の代表招集となった。高萩はハリルホジッチ監督下で初招集となる。
また、11日の明治安田生命J1リーグ第3節FC東京戦にて頬骨を骨折したGK東口順昭(ガンバ大阪)も招集外となり、GK陣は西川周作(浦和レッズ)と川島永嗣(FCメス/フランス)、林彰洋(FC東京)が選出されている。
日本代表はアジア最終予選5試合を終えて3勝1分け1敗、勝ち点「10」で2位となっている。第6節は3月23日、敵地でUAE(アラブ首長国連邦)代表と対戦。ホームでの第1節で敗れた相手との一戦に向けてハリルホジッチ監督は「選手たちは誰も、第1戦を忘れていないと思う。我々にとってのリベンジの機会でもある」とコメントしている。
そして3月28日には、ホーム・埼玉スタジアムでタイ代表と対戦する。グループBには両国のほか、サウジアラビア、オーストラリア、イラクが同居。グループ上位2カ国に入れば本大会への出場権獲得となる。
発表されたメンバーは以下のとおり。
■GK
西川周作(浦和レッズ)
川島永嗣(FCメス/フランス)
林彰洋(FC東京)
■DF
▼サイドバック
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
槙野智章(浦和レッズ)
▼センターバック
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
森重真人(FC東京)
昌子源(鹿島アントラーズ)
植田直通(鹿島アントラーズ)
■MF
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(セレッソ大阪)
今野泰幸(ガンバ大阪)
高萩洋次郎(FC東京)
倉田秋(ガンバ大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
■FW
本田圭佑(ミラン/イタリア)
浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
宇佐美貴史(アウクスブルク/ドイツ)
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の日程は以下の通り。
■2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選日程
2016年9月1日 vs UAE(ホーム)(1-2●)
2016年9月6日 vs タイ(アウェイ)(2-0○)
2016年10月6日 vs イラク(ホーム)(2-1○)
2016年10月11日 vs オーストラリア(アウェイ)(1-1△)
2016年11月15日 vs サウジアラビア(ホーム)(2-1○)
2017年3月23日 vs UAE(アウェイ)
2017年3月28日 vs タイ(ホーム)
2017年6月13日 vs イラク(アウェイ)
2017年8月31日 vs オーストラリア(ホーム)
2017年9月5日 vs サウジアラビア(アウェイ)
By サッカーキング編集部
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