「上の世代を脅かす」…クラブで好調の久保裕也、UAE戦に懸ける思い明かす

　日本代表は23日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第6戦、アウェイでのUAE（アラブ首長国連邦）戦に向け、試合会場となるハッザ・ビン・サイード・スタジアムで前日練習を実施。練習後、FW久保裕也（ヘント）が取材に応じ、「得点に絡みたい」と力強い思いを語った。

　所属するヘントでは、今冬に加入後、リーグ戦7試合5ゴールと好調を維持している久保。「もしチャンスもらえたら、とにかくに積極的に裏も狙っていきたいですし、チャンスを作りたい。どこであれ、チャンスが来たらそのポジションがチャンスだと思うので、しっかり貢献したいですね、チームに」と、出場したポジションで役割を果たしたいと口にした。

　UAE戦では2列目の右サイドで起用されることが濃厚だが、ヘントでのポジションとも「似てるというか近いものがあるんで、イメージはしやすい」とコメント。また、先発出場も前半で交代となった昨年11月のサウジアラビア戦を振り返り、「個人的な思いはやっぱり前回不甲斐ない形で終わったので、とにかく個人的に良い結果で終わりたい。まずはチームが大事だとは思いますけど」と、個人的なリベンジを誓い、懸ける思いを明かした。

「とにかく自分のプレーを出すことしかできないと思いますし、チームが勝つことがまず第一。その次に個人の結果だったり、そういうものがついてくると思うので。まあ結果が全てだと思うし、個人でもチームでも結果を残せばもちろん（日本代表に）呼ばれ続けると思います。僕らの年代が全然入り込めてないと言うか、まだまだ上の人たちの世代を脅かすような存在ではないと思うので、そういうところが出てこないとダメだと思います」

　日本代表は23日にアウェイでUAEと、28日にホームでタイ代表と対戦する。