26日にトレーニングを行った浅野拓磨 [写真]=JFA
28日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のタイ代表戦を控える日本代表は26日、埼玉県内でトレーニングを実施した。
昨年9月にアウェイで行われたタイ戦でゴールをマークしているFW浅野拓磨(シュトゥットガルト)は、「本当にいいイメージを持てていて、タイミングがあれば裏への抜け出しっていうのも自分の特長として出せていたと思います」と振り返りつつ、前回とは違ったサッカーをしてくる可能性を挙げ、警戒しなくてはならないと述べた。
「何が違うかといえば、タイはもう負けられない立ち位置ですし、前回とはまた違う戦い方をしてくると思いますけど、それはやってみないと分からないので。イメージを持ちすぎずに、ピッチの中に入って感じたところで日本の良さを出せればいいと思います」。
23日に行われたUAE(アラブ首長国連邦)代表戦で2-0の勝利を飾った日本だが、先発起用されたMF今野泰幸(ガンバ大阪)とFW大迫勇也(ケルン)が負傷離脱を余儀なくされた。
大迫の離脱により、最前線でのプレーにも期待がかかる浅野は、「どういう形で使われるかは分からないですけど、今のところ、トレーニングでもそこをやっています。自分もイメージとして一番いいものは、やっぱり前で持っているので。そこは自信を持ってプレーできれば結果を残せるかなと思います」と自信を覗かせる。
そして、「今回は力のある選手たちが離脱するっていうのが多いですけど、その選手たちの分も頑張らないといけないのは僕らですし。そういう選手が抜けて力が落ちたと思われないように、僕らは必死で、全力でやるだけかなと思います」と、負傷者が抜けた穴を全員でカバーしなければならないと主張。
また、UAE戦で同世代の久保裕也(ヘント)がゴールを記録したことが「すごく刺激になりました」と明かし、「負けていられないなという気持ちが強いです」と活躍を誓った。
By サッカーキング編集部
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