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「無失点で終われたのは奇跡に近い」…主将・吉田は内容面の向上を誓う

2017.03.29

CKから得点を奪った吉田麻也 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第7戦が28日に行われ、日本代表とタイ代表が対戦した。

 開始8分に香川真司が先制点をマークすると、19分には岡崎慎司が代表通算50得点目となる追加点。さらに57分には久保裕也が2試合連続得点を挙げる。83分にはCKから吉田麻也がダメ押しとなる4点目を加え、日本がホームで快勝した。

 試合後、キャプテンマークを巻いた吉田麻也がタイとの一戦を総括した。

 大量4得点で無失点での勝利となったが、吉田は「結果は評価できますけど、内容は全然でしたね。課題が沢山あって、無失点で終われたのは奇跡に近い」とバッサリ。今後に向けて「勝っている時こそ、しっかり足元見つめ直して、どうやって改善していかなきゃいけないかっていうのを探っていかなければいけない」と課題を挙げた。

 2016年6月3日に行われたキリンチャレンジカップ、ブルガリア戦(7-2 ○)以来の得点については「まあ、イングランドであんなふうになることはないですけど(苦笑)。キヨ(清武弘嗣)のボールはいつもいいんで、信頼して飛び込んでますし、久しく取っていなかったんで、気持ちは良かったです」と振り返った。

 同組のライバルであるオーストラリア代表がUAE代表を相手に2-0で勝利したことを記者団から伝えられると「まぁ、しぶといよね、他のチームも」とコメント。「次しっかりアウェイでイラクに勝てるように。各々がここから2カ月、3カ月、精一杯やるべきことをやって、また代表に帰って来れるように。話はそこからかなと思います」と所属するサウサンプトンでの活躍を誓った。

By サッカーキング編集部

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