故郷・藤枝市に自身のサッカースクールを開校した長谷部
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠が、自身の故郷である静岡県藤枝市にサッカースクール『MAKOTO HASEBE SPORTS CLUB』を設立。11日に開校され、長谷部自ら指導を行った。長谷部はスクール指導の合間の時間に取材に応じ、自身の右ひざの負傷状況についてコメントした。
長谷部は3月に右ひざの負傷が判明。日本代表に合流したものの、試合出場の前にチームから離脱し、22日に日本で手術を実施した。クラブからは今シーズンの残り試合を欠場することが発表されている。長谷部は「無理をして1カ月で復帰する選手もいれば、ゆっくりやる選手もいる中で、シーズン中の復帰が難しいので、ゆっくりとリハビリをさせていただこうと思っています」とコメント。
長谷部は2014年2月、ニュルンベルク所属時代に右ひざ半月板損傷の手術から1カ月ほどで練習に復帰するものの練習中の違和感から再手術に踏み切った過去がある。今回は右ひざの軟骨損傷による除去手術となったが、「前回は今回と違うケガですけど、再手術は避けたいです。とにかく今はじっくり、しっかりと治して、目標としては来シーズンのキャンプインにしっかりとチームに合流できればと思っています」と、夏の復帰へむけて万全を期す考えを示した。
6月、日本代表はワールドカップ最終予選イラク戦が控えるが、「(復帰が)いつ頃というメドが自分の中でも正直立っていない」と話すと、「頭の中にはありますけど、自分のヒザとしっかり相談しながらやっていきたいと思います」と続け、尚早な復帰判断はしないとしている。
今後については近日中にドイツへと戻り、リハビリをする予定となっている。
By サッカーキング編集部
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