ホンジュラス戦を視察した西野技術委員長 [写真]=Getty Images
FIFA U-20ワールドカップ韓国2017を控えるU-20日本代表は15日、U-20ホンジュラス代表と親善試合を実施。小川航基(ジュビロ磐田)、坂井大将(大分トリニータ)、板倉滉(川崎フロンターレ)の得点で、3-2と本大会前最後のテストマッチで勝利を収めた。
日本サッカー協会の西野朗技術委員長は、この一戦を現地エコパスタジアムで視察。2失点を喫したことについて「今までアジアではなかったからね。おそらく」と語り、グループステージの初戦で対戦する「U-20南アフリカ代表なんかを想定すると、ちょっとしたミスが世界ではああいう決定的なことになってしまうと思う。そういう意味では、いい失点とは言えないけど、いいシミュレーションになったかな」とコメントした。
62分からピッチに立った15歳の久保建英(FC東京U-18)については、「全くミスをしていないし、本当に余裕があるし、周りを見れている。いろいろな想定外のプレーというか、『ここ難しいな』と思ってもプレーの発想があるから。3人くらい寄せられても余裕を持ってやっていたし。練習試合でこれだけ沸くことってあんまりないからね」と絶賛。「期待感はもちろんある。スタートでもおそらく出るだろうし、途中からでもものすごいアクセントになる。あんまり分析されない方がいいな」と本音を漏らしつつ、「もっともっと周りの融合してくれば、いいコンビネーションもできる。楽しみです」と久保の活躍を期待を寄せた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト