U-20日本代表が17日、韓国での初練習を実施した。
早朝に日本を発ち、決戦の地・韓国に到着した代表チームは、練習前にソウルの日本人学校を訪問。ミニゲームなどで交流を深めた。その後、初戦の開催地である水原に移動し、午後はランニングやボール回しなど軽めのメニューで調整を行った。
大会は20日に開幕を迎え、日本は21日に南アフリカとの初戦を戦う。FW久保建英(FC東京U-18)は「今までずっと予選を戦ってきた選手で、今回呼ばれていない人もいる。悪いパフォーマンスは許されないことだと思うので、まずはしっかりと(グループステージの)3試合を全力でできるような準備をしていきたいです」と意気込んだ。
先日行われたホンジュラス代表との親善試合では、カウンターとパスワークのミスから失点するなど主に守備面の課題が残ったが、内山篤監督は「いいシミュレーションになったと思います。心や意識のスキを埋めていかないと。本来、ああいった失点をしてはいけないけれど、それをプラスにしていかなければいけない」と前を向く。
「あと3日のトレーニングで極端に変えることは難しいけれど、ああいう試合を経験したことで彼らの意識が変わってくれると信じているし、そういう選手にしてきたつもりなので、きちんと修正できると思います。初戦はガチガチのチームになると思うんですけど、そこも想定内。粘り強く、きちっとものにしていきたい」
日本は南アフリカ、ウルグアイ、イタリアと同組。まずはグループステージ突破を目指し、10年ぶりの世界舞台に挑む。