2戦連続でフル出場した堂安律だが、ノーゴールに終わった [写真]=佐藤博之
FIFA U-20ワールドカップ韓国2017 グループD第2節が24日に行われ、U-20日本代表はU-20ウルグアイ代表と対戦し、0-2で敗れた。
2試合連続でフル出場した堂安律(ガンバ大阪)は、初戦の南アフリカ戦で決勝ゴールを決めたものの、この日はチャンスを決め切れず、ノーゴール。「結果的に点を取れなかったので、自分の責任。そこは反省して次に生かしていきたい」と悔やんだ。
南米王者に力の差を見せつけられた。「南米の相手は僕個人的には初めてだった」という堂安は、「やっぱり決め切る力や最後の質は相手の方がレベルが高かったし、回させられている感覚が前半はあった」とウルグアイとの力の差を実感。
「持てば何かができそうな雰囲気はあった」という堂安だが、得意とする1対1の場面でも相手のリーチの長さ苦しんだ。「自分の感覚で外したと思っても、相手の足が残る。残っている足は力が入らないはずなんですけど、そこでも球際が強い。ちょっと違う感覚はありました」と戸惑いを明かし、「もう1人味方が来てくれたり、もう1つ自分で外せたりできていたら。周りのせいではなくて、自分個人が打開しないといけないんで、そういう質も求められる」と続けた。
さらに内山篤監督が「最後の決定力は課題」というように、2戦連発を逃した堂安もウルグアイに見せつけられた「最後の質」を課題に挙げる。「ボールを持てる部分もありましたけど、最後に何ができるかっていうのは個人のところ。どれだけボールを回しても最後に決めなければ意味がないので、そこの質にこだわってやりたい」。
次戦はグループ突破を懸けて27日にU-20イタリア代表と対戦する。堂安は気持ちを切り換え、「勝ちを目指して頑張ります」と勝利を誓った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト