日本代表合宿に参加している浅野拓磨 [写真]=野口岳彦
日本代表は29日、6月に行われるキリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選イラク代表戦に向けた合宿の2日目を迎えた。
FW浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)は、ブンデスリーガ1部昇格を果たした今シーズンを終え、去就について「そんなに今は考えていないですし、自分の希望というよりは、どっちに転んでもすごくいい環境でやれると思っているので、流れに身を任せるのもありかなという感じでいます」と心境を明かした。シュトゥットガルト残留か、所属元のアーセナルへ復帰するのか。「この代表にホントに集中しているので、そのことはそんなに深くは考えていないですね」と、浅野は目の前のプレーに集中する姿勢を強調している。
ブンデスリーガ2部でも、浅野の持ち味であるスピードは群を抜いている。課題を問われると「スピードは自信を持っていますけど、あとはその活かし方。自分だけではできないですし、チームメイトとどれだけ息を合わせて(プレーできるか)というのもホントに重要になってくると思うので、そこが今は難しいなと思う一つのポイントでもあります」と、連係面を挙げた。そして「味方が(パスを)出せるタイミング、自分が動き出すタイミングを合わせられるようになれば、もっともっとチャンスは増えるかなと思います」と改善に向けたイメージを明かしていた。
日本代表は6月7日に東京スタジアムでシリア代表とのキリンチャレンジカップを戦った後、イランへと向かい、同13日にアジア最終予選第8節でイラク代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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