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本田が代表合流、移籍先選びでは「“刺激”を求める」…日本復帰は否定

2017.06.01

日本代表に合流した本田圭佑 [写真]=元川悦子

 日本代表は6月1日、千葉県内で合宿5日目を迎えた。

 同日からチームに合流したFW本田圭佑ミラン)は「今日合流して、チーム全員まだ集まっていないですけど、でも気候も良いので調整しやすいなと感じています」と上々の感触であることを明かした。

 今シーズン限りでのミラン退団を表明していることで、今夏の移籍市場ではどのような去就を選択するかに注目が集まっている本田。「あんまり絞っていないですね。その幅は広めに、自分の頭の中では柔軟にしていて“どんな話も聞いてみよう”というような心構えでいます」と、選択肢を幅広く持つ考えであると語った。

 新天地を選ぶ際の基準については「試合に出ることを優先して移籍をしたことが過去にない。自分が面白い、自分が成長できる、刺激的なところに常に挑戦心を持って行っているので、ちょっとそこは何とも言えないです。それ(出場機会)がトッププライオリティーになるわけではないんですね」と、出場機会にとらわれるわけではないと強調。以下のように続けた。

「同じルーティンが好きじゃないので。環境もそうですけど。常に“未開の地”みたいなところが好きですし、自分の知らないエリアに行くのも好きですし。いろんな自分の考え方から来る、あらゆる好奇心が一言で言えば刺激に近いですかね」

ミランの3年半を経て(ミランに)移籍する前と今、その考え方は当然変わってきています。今の自分の移籍(先)選びでは、格は最優先事項ではないなというのが今の考えです」

 新天地について、クラブの格ではなく“刺激”を求めると重ねて語った本田は、日本復帰の可能性については否定している。

「正直に言うと、日本という選択肢は考えたことがないです。まあ悪く取らないでくださいね。日本には僕がいなくてもいっぱい頑張っている選手もいるし、僕がいなくてもたくさん日本人がいるので。みんな頑張れる。日本ではちょっと窮屈で、海外の(身長)2メートルの男とケンカしたい日本人っていうのもいるわけです。そういうところに刺激を求めているやつも何人かは。我々の役割分担というのも、職種に関わらず、あるという。そんなふうに考えています」

 日本代表は6月7日に東京スタジアムでキリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した後にイランへと向かい、同13日にアジア最終予選第8節でイラク代表と対戦する。

By サッカーキング編集部

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