得点への意欲を示した大迫勇也 [写真]=野口岳彦
日本代表は6日、キリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦に向け、試合会場となる東京スタジアムでトレーニングを行った。
5月末から合宿を行っていた欧州組に加え、5日からは国内組のメンバーも参加し、26選手で調整を実施。練習後、ケルンのFW大迫勇也が抱負を語った。
今シーズンのブンデスリーガでケルンの攻撃陣をけん引し、充実の1年を過ごした大迫。代表での活躍も期待される中、「良い準備はできている?」と問われて「はい。長かったんで、これから楽しみですけど」と期待感をにじませた。
シリア戦に向けては「まずは勝つことが大前提ですし、個人的には点を取ること。ゴール前にどんどん顔を出していくことをベースにしながらやっていかないと、とは思います」と、積極的にゴール前へ進入して得点を求めていく姿勢を強調した。
「(ゴール前へ入ることは)僕がケルンで1年間ずっと意識し続けたことでもありますし、ゴール前の迫力というところが僕の課題だと思っていますから。そこはもっともっと。自然とやっていたら出ないものだから、意識してやりながら自然と出せるとうにしないといけないと思っているので」
「ゴール前での迫力」をテーマに挙げた大迫は「(ボールを)収めるところはできているので、そこプラス(ゴール前)という感じで。これからは相手の脅威になれるように」と抱負を語っている。
また、練習には古巣・鹿島アントラーズの新指揮官に就任した大岩剛監督も足を運んでいたようで「もう監督ですからね。すごく厳しさもあり、優しさもある人だから、みんながついていきたくなるような人だと思う。すごく楽しみですけどね」と、コメントしている。
最後に大迫は「勝利と自分のゴール、どちらが欲しいか」という質問に対して「FWはどちらもでしょうね。まあ、まずは勝利なんで。チームのピースの一部になれるようにやっていかないといけないと思いますけどね。まずは明日勝つことじゃないですか」と語った。
By サッカーキング編集部
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