シリア戦に出場したDF吉田麻也 [写真]=Getty Images
仮想イラクで臨んだシリア戦を1-1のドローで終えたことで、一見すると不安が残ったように思えるが、DF吉田麻也(サウサンプトン)は「ネガティブには捉えていない」と述べた。
7日、キリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した日本代表は、立ち上がりからシリアに圧力をかけられる展開を強いられると、後半開始早々に先制点を奪われてしまう。58分にMF今野泰幸(ガンバ大阪)のゴールで追い付いてからは試合の主導権を握ったが、逆転には至らなかった。
ただ、吉田は「よくない点はたくさんありました」と前置きした上で、「あまりネガティブには捉えていないです」と主張。この日センターバックでコンビを組んだDF昌子源(鹿島アントラーズ)との連携についても、向上させることができるとの自信を伺わせる。
「どの選手も自分の(所属)チームのやり方に慣れているので、そこでのズレはもちろんありました。でも今日、僕の中では鹿島はこんな感じなんだろうなっていうイメージはできたので、また源と組む時はさらにいいものを作り上げられるように。いいところもあったし、変えなきゃいけないところも沢山あったし、そういうのが浮き彫りになっただけでもよかったんじゃないかと思います」
次はいよいよ本番。13日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選でイラク代表と対戦する。試合会場となるイランの首都テヘランでは、7日にテロが発生した。現時点では予定通りに試合が行われるようで、吉田は「サッカーに集中できれば、それがベストです」と話した。
By サッカーキング編集部
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