ハリルホジッチ体制下で初めて右インサイドハーフに入った本田 [写真]=兼子愼一郎
FW本田圭佑が4-3-3の右インサイドハーフで存在感を示した。日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2017でシリアと対戦。1-1で引き分けた。
本田は8日、有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』を更新。「うーん、合格点とは言えないですね」と自身のプレーを振り返った。
後半からFW久保裕也(ヘント)に代わって出場した本田は、これまで通り3トップの右に入ったが、63分にFW浅野拓磨(シュトゥットガルト)が投入されると攻撃的MFへとポジションを移した。中盤でタメを作りながら、攻撃陣との連係でチャンスを演出。自らも2本のシュートを放ち、攻撃を活性化させたが、「ある程度相手がバテ始めて、スペースができ始めていたんで。もう少し相手が動けるときに、どれだけできるのかを試せてない」と語る。
「あれだけスペースが空いていたら、もっとスムーズに回せないといけないです。まあ新しい選手も多かったから、際どいところを狙いに行こうとしないのも理解できる。でも、際どいところを狙わないと、やっぱり簡単に崩せないんですよね。ヤットさん(遠藤保仁)みたいな人が真骨頂。普通の人からしたら、ヤットさんは簡単にパスを通すから、すごいプレーとあまり気がつかないんですけど、何気にトライのパスが多いんですよね、インサイドキックのゴロのパスで」
正確なパスさばきで攻撃を組み立てる遠藤を引き合いに出した本田。インサイドハーフというハリルジャパンでの新位置に前向きで、「そこは俺しか無理というくらいにレベルを上げていきたい」と目指すところは高い。「そんな甘いものでもない」と前置きした上で、「もちろん僕はインサイドで勝負するつもりなんですけど、どうせやるなら完璧を目指したい」と言い切った。
「完璧を目指すというのは口で言うほど簡単ではないから。一呼吸置いて考えたい。特にインサイドは攻守両方で万能的なものを求められるんで。っていうところで言えば、31歳を手前にして、一番いいポジションやと思うんですね」
中盤で見せ場を作ったのは間違いなく、13日のイラク戦では左肩を負傷したMF香川真司(ドルトムント)に代わって先発する可能性もある。この他、『CHANGE THE WORLD by KSK』ではザックジャパン時代との比較やシュート場面の詳しい解説を行なっている。
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