代表デビューを果たした井手口 [写真]=/Getty Images
キリンチャレンジカップ2017が7日に東京スタジアムで行われ、日本代表とシリア代表が対戦した。
試合は48分、シリアに先制点を許す苦しい展開となるも、58分、DF長友佑都(インテル)のクロスに反応したMF今野泰幸(ガンバ大阪)が同点ゴールを決め、1-1のドローで試合を終えた。
53分に山口蛍との交代で、代表戦初出場を果たしたMF井手口陽介(ガンバ大阪)は「まだまだ満足はしていないから、攻撃でも守備でも貢献できるように練習からしっかりとやっていきたいです」とデビュー戦を振り返った。
また、何度もボールを奪いに行く姿勢を見せていたことについては「僕が行ったら、(倉田)秋くんや今(野泰幸)ちゃんがカバーしてくれるので、どんどん前から行こうと思っていました」と話し、「もっと奪ってからの攻撃参加もしていきたい」と改善点も挙げた。
続けて「中東の選手は、体が強い選手も多いので、もっと距離を詰めてボールを奪えるようにしていきたい」とJリーグの選手との違いを明かし、「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)でも、経験していることなのでACLに出場できたことはよかったと思う」とACLの経験が生かされていることを明かした。
また、イランでテロが起こっていることでチームから8日の朝に「警戒レベルが1から4まであって、1だから大丈夫」と説明を受けたことを明かし、「ちょっと怖いけど大丈夫です」と自身の心境を語った。
最後に、山口選手のケガで次戦の先発も考えられることについては「試合に出るかは分からない」と話し、W杯最終予選には「毎試合難しい試合になるような印象があるから、求められていることをそのままピッチで表現できるように頑張りたいです」と意気込みを語った。
日本は次戦、13日に2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選でイラク代表と敵地で対戦する。
By サッカーキング編集部
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