浅野拓磨がシリア戦を振り返っている [写真]=Getty Images
日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した。
13日に控える2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選・イラク代表戦に向けたテストマッチという位置づけのこの一戦。勝って弾みをつけたいところだったが、後半立ち上がりの48分に先制点を許す。それでも58分、長友佑都のクロスに今野泰幸が押し込み同点に。その後も日本は勝ち越し点を目指して攻め続けたが決め切れず。“仮想・イラク”戦は1-1のドローに終わった。
1-1で迎えた63分に投入された浅野拓磨は、「チームとしてはすごく大変な状況ですけど、たぶん誰1人ネガティブにはなってない」と試合を振り返って前向きなコメント。「僕ら自身もそういう悪い状況であれば自分たちが出て結果を残すという気持ちでやっていたので、チームとしてマイナスなことはないと思う」と続け、結果について悲観はしていない様子だ。
自身のプレーについては「もっともっとやらないといけないとは思った」。ケガの具合が心配された中での出場だったが、「コンディションに関して悪かったとは思わないですし、ケガであったり、それが影響したとは思わない」と語り、身体面での問題はなかったことを強調している。
この日は右サイドの高い位置でのプレーとなった浅野。中央でのプレーを得意とする中、右サイドでのプレーは「難しさは感じている」と話した。それでも、「プレーしていく中で改善していかないといけないところですし、できないかというとそうじゃない」。与えられた場所で結果を残す決意を見せている。
イラク戦でも同様に起用される可能性がある中、「裏への意識とゴールの意識は常に持っていたので、あとは味方とのタイミングだったり自分のタイミングを合わせるだけ」とイメージはできている様子。「出るのはたぶん右だと思うので、常に意識を持ってやっていきたい」と意気込んだ。
日本は次戦、13日に2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選でイラク代表と敵地で対戦する。
By サッカーキング編集部
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