シリア戦でコンビを組んだ昌子(左)と吉田(右)[写真]=Getty Images
日本代表は9日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のイラク代表戦が行われるイラン・テヘランに入り、夕方から現地で初練習を行った。
DF昌子源(鹿島アントラーズ)は練習後、「暑いですね。こんな暑いんだっていう」と環境の変化に驚きつつ、「水分は当日からじゃなく、前日からとか摂っていって、対策してかないといけないなとは思う。一気にガーッというより、こまめに。のどが乾いてなくても飲むのがちょうどいいって感じでしたね」と試合への対策を語った。
7日に行われたキリンチャレンジカップ 2017のシリア代表戦では、自身2度目の先発出場を果たしたが、右CKの流れで失点に絡んでしまった。「ただ単に僕のポジションニングミスだった」と改めて話す昌子は、センターバックの相棒である吉田麻也(サウサンプトン)からアドバイスを受けたという。
「飛行機(の座席が)隣だったんですよ。麻也君と映像を見てすり合わせって言うか、こういう時はこうした方が良かったんじゃないかって言われて。何シーンも見て何シーンも話すってより、ちょっと麻也君が気になった1シーンを言っていただいた。鹿島でやっていることとは違うし、代表では麻也君の方が長くやっている。代表のやり方は麻也君の方が熟知しているし、やっぱそういう人から聞くのはすごく大事なことだと思う」
しっかりと日本代表の先輩と話し合っただけに、13日に行われるイラク戦でもセットプレーへの警戒を強めている。「セットプレーは相手も強さを発揮してくるところだと思うんで、特に2センターバックとGKが集中してやらないといけない」という昌子。「(相手は)多少汚いこともしてくると思うけど、いちいちリアクションをとるとやられるだけ。こっちからアクションをとって、誰が誰のマークかをもっと明確にするのも大事だし、続けるべきところでもある」と冷静に完封を目指す。
By サッカーキング編集部
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