現地イランでの練習に臨んだ槙野智章(左から3人目)[写真]=元川悦子
日本代表は10日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のイラク代表戦に向けて、試合開催地のイラン・テヘランで2日目の練習を行った。
この日、練習前のミーティングは通常よりも長引いた。猛暑のため室内で行われたミーティングについて、DF槙野智章(浦和レッズ)は「監督はこうしたいけど、選手はこうしたいっていうディスカッションで長引いた」と明かした。
その論点の1つに猛暑の中での戦い方が挙がったという。「全てが前に前に急ぐよりも、ゆっくりボールを動かす時間帯も必要だということもあった。どこから守備をするのか、誰がどこにつくのかという整理です」と話し、「いい時間だったと思うし、そうやってみんながディスカッションして、どういうふうにやりたいかを整理することが大事」と手応えを感じている。
DF長友佑都(インテル)が右足内転筋を痛めたことで、左サイドバックで出場する可能性も出てきた。今回はセンターバックとして招集された槙野だが、「自分が出る準備をちゃんとしておかないといけないし、それがプロ選手としての宿命だと思う。与えられた時間と与えられたポジションで与えられた時に自分の力を発揮するのがプロ選手であり、代表選手だと思う」と出場に意気込んだ。
また、13日に行われるイラク戦については、「誰かがリーダーシップを取って、チーム全員が同じ気持ちと同じ考えを持ってやれるかが一番重要だと思う。個で守るよりかは、チームでしっかりと守備も攻撃もしていくことが大切だと思う」と見据えた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト