サウジアラビア戦に先発出場した本田圭佑 [写真]=Getty Images
日本代表は5日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選でサウジアラビアと対戦。0-1で敗れ、6勝2分け2敗、勝ち点20のグループ首位で同予選を終えた。
オーストラリア戦で出番のなかったFW本田圭佑(パチューカ)は、キャプテンマークを左腕に巻いてピッチに立ったが、決定機を作れず。試合後は「もう少しビッグチャンスをクリエイトできれば良かった」と反省を口にしていた。
前半での交代は前日に伝えられていたようだが、有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』内では、「もう少しやりたかったのが正直なところ」と素直な心境を語った。
「内容によってはそのまま行くかなと思っていたんで、もしかしたらやるかもというところで、全部体力を使い切るようなやり方ではやらなかったんですね。前半のラスト5分くらいになったときも。でも、案の定交代やったんで」
先月31日、勝てばW杯出場が決まる大一番で起用されたのは本田ではなく、FW浅野拓磨(シュトゥットガルト)だった。22歳FWのスピードを生かして縦に早く攻めればチャンスができる反面、隙が生まれる危険性もある。本大会に向けて、バランスの保ち方も課題に挙がってくるだろう。
「諸刃の剣というんですかね。どっちにも良さがある。いわゆるイケイケサッカーを監督は推奨しているわけで。でも、僕を出すときには、もちろんそこに僕の良さを織り込みたいと思って僕を出すわけでしょうから。コンセプトとしては大きくは変えないんだけども、明らかに僕が入ったときと、拓磨が入ったときでは、違うスパイスが入ってくるというのは、当然ながら理解して使っていると思うので。そこをもう少し僕が効果的に使っていければいいですよね」
さらに本田は「負けたんで、何を言っても言い訳になるんで」としつつ、「気になるのはやっぱり、どの選手もが本来の能力を出し切れてないというのは気になるよね」と指摘した。
集大成と位置付けるロシアの舞台まで残り約9カ月。本田自身が“本来の能力”を出し切るためにも、コンディションや試合勘を取り戻していく必要があることは百も承知だ。今は新天地に選んだパチューカで試合に出続けるしかない。
※本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。
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By サッカーキング編集部
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