1トップでの先発が濃厚の田川亨介
昨年5月のFIFA U-20ワールドカップから約8カ月、ピッチにはたくましく成長したFW田川亨介(サガン鳥栖)が立っていた。印象的だったのは、ピッチ内外での堂々とした立ち居振る舞い。もともと受け答えがはっきりとした選手ではあるが、トップチームに昇格した昨季、明治安田生命J1リーグでコンスタントに出場を重ねた自信が言葉にも表れていた。
「今大会は自分が引っ張っていくという気持ちできました。もし、スタメンで出るのであれば、点を取って勝利に貢献したい」
U-20W杯での悔しさが、田川の成長を加速させた。大会メンバー発表前、最後の活動となった昨年4月の千葉合宿で試され、そのまま代表入り。時間をかけて作り上げてきたチームに溶け込むことは容易ではなく、しかもU-18年代から“飛び級”で招集されたこともあって、練習中もどこか遠慮している節があった。大会中は2試合に出場したが、仕事らしい仕事ができないまま、チームもベスト16で敗退。自身初の世界大会は不完全燃焼で幕を閉じた。
世界との差を痛感した一方で、自分がこの世代を引っ張っていくという自覚が芽生え始める。U-18日本代表として出場した昨年11月のAFC U-19選手権予選では、エースとしてチームをけん引。そして、今回の森保ジャパン初招集に「前回は遠慮していた部分もあったけど、今は全くそういう気持ちがない。自分が引っ張っていきたい」と力を込めた。
そんな強い気持ちで挑むAFC U-23選手権、13日に迎えるタイとのグループリーグ第2戦では1トップでの出場が濃厚だ。所属する鳥栖ではシャドーを担っているため、「なかなか慣れないポジションではある」と若干の戸惑いはあるが、「できるようになれば、プレーの幅が広がると思うので、トライしていきたい」と前向きに捉える。前日練習の11対11では、シャドーに入った岩崎悠人(京都サンガF.C.)と髙木彰人(ガンバ大阪)との距離を意識しながらプレー。相手のプレッシャーを背負いながらワンタッチでボールを落として前を向く、隙があれば相手DFの背後を突く、といった動きを繰り返した。
タイの弱点も頭に叩き込んである。「センターバックの2人はスピードがない分、後ろに引いてくる。そこで中盤のスペースが必ず空いてくると思うので、自分がタイミング良く入って攻撃の起点になりたい」。もう遠慮はしない。18歳のFWが自慢のスピードを武器に敵陣を切り裂く。
取材・文=高尾太恵子
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By 高尾太恵子
サッカーキング編集部